荻野さん@South Gloucestershire and Stroud College

語学留学@South Gloucestershire and Stroud College体験談

目的は語学留学

2011年1月~2012年3月までブリストルのフィルトンカレッジのEFLにて勉強していました。留学がスタートする前はわくわくしたのと同時に不安なこともありましたが、全てにおいてイギリスで勉強をしてきてよかったなと思っています。私のとても個人的な意見もありますが今後語学留学を考えている皆様のお役に少しでも立てればなと思い、筆を取りました。

イギリス公立カレッジ連盟

小さな頃から英語が好きで海外で少しの間でいいから暮してみたいと漠然とした夢がありました。学生の頃に何度か行けそうなチャンスがあったのですが、それを逃したりして自分の中で少し心残りになっていました。そんな考えもあり、20代後半で「今何か好きな事を大胆にやれるチャンスはこれが人生で最後かな。」と思ったので自分の職業にも関わるアニマルケアが学べ、更にブリストル動物園でボランティア体験ができるということでフィルトンカレッジにて学んでみようと決意いたしました。

EFLの最初のタームでは、正直先生たちの印象があまり良くなく、授業も中途半端な感じがしたので「このままこの先生を頼りにしていたら英語ができないまま進んでいってしまう。」と思い、学校の図書館で授業前か授業後にほぼ毎日勉強しにいきました。その甲斐があったのと、ホストマザーと英語が堪能なハウスメイトのお陰で会話とリスニングの力が凄く伸びました。9月以降の先生方はとてもプロフェッショナルで、お陰で英語が随分と上達しました。大切なことは明確な目標を持つこともそうですが、自分から何かを学びとることも重要だということです。

イギリス語学留学

またイギリスでは自分のやりたい事を自ら率先してアピールをしていかないと誰も手助けをしてくれないということです。私自身の体験としては最初の3ヶ月にいた日本人のクラスメートの子に「ボランティアを動物園でしたいならStudent Unionに行って説明しないと誰も何も教えてくれないよ。」と言ってくれたので相談をしに行き、2回目のアプライでブリストル動物園にて働けることになりました。

ボランティア活動を始めた時、スタッフの方々の会話と指示がとても速くて聞き取れませんでしたが、私が分らないところはゆっくり言い直して簡単な言葉に直して説明をしてもらえたので大変仕事がしやすかったです。私が日本人であるにも関わらず、皆さんにとても親切にしていただいて有意義な時間を過ごすことができました。

ホームステイでの体験

最後に、英語圏のホストファミリーと暮らすとスピーキング能力が早く上達するということです。その家族との相性にもよりますが、相性が合えば一緒に暮らすと英語以外にもイギリスの文化のことも学べますし、本当の家族のように安心できる点が多いと思います。私自身もホストマザーの事はイギリスのお母さんだと思えるぐらいの存在にもなりましたし、マザーも私のことを本当の娘のように思い、愛情をたくさん頂きました。

ホームステイ体験

今行こうかどうか悩んでいる方もいらっしゃるかと思いますが、まず一歩踏み出してみないと分らない世界もあると思います。失敗もたくさんするかもしれないし嫌なことも当然出てくると思いますが、それも必ずいい経験になります。なので、是非一歩前に踏み出して外に行って頂ければと思います。

ADFのスタッフの皆様には色々とお世話をして頂き大変感謝をしております。この場にて御礼申し上げます。ありがとうございました。